マニュアル: Overlay Visualizer

[English | Japanese]
last-updated: October 22, 2007

名前

owviz - Overlay Visualizer

書式

owviz [-t UDP|TCP] [-i <self ID>] [-s [<self address>[:<port>]]|<port>] [--no-upnp] [<host>[:<port>]] [<port>]

owviz -h

説明

Overlay Visualizer は、ノード間の通信を実行中に可視化するツールです。 ツールキットのメッセージングサービス自体を使って通信状況を集めるので、 エミュレータ上でも実ネットワーク上でも動作します。

オプション

コマンド行引数が与えられた場合、 Visualizer はそのノードと通信することでオーバレイ上のノード情報を集めます。 無効なオプションや -h が与えられた場合には ヘルプメッセージを表示します。

-t < UDP|TCP>
指定されたトランスポートプロトコルを使います。 指定されなかった場合は UDP を使います。
-i <ID size in bit>
指定された値を ID のビット数として使います。 指定がない場合 160 ビットとなります。 ID のビット数はルーティングアルゴリズムやその設定によって決まります。 例えば、特に変更しない場合、 Chord では 160 ビット、Pastry では 128 ビットとなります。
-s [<self address>[:<port>]]|<port>
指定されたアドレスを Visualizer のアドレスとして用います。 指定がない場合でも、Visualizer は自動的に自身のアドレスを取得します。 このオプションは、複数の IP アドレスを持つ計算機や NA(P)T ルータの内側にある計算機で役立ちます。
--no-upnp
UPnP での NAT 越え (UPnP NAT Traversal) 機能を無効にします。

関連項目

Overlay Visualizer のスクリーンショットが、 スクリーンショットとデモ のページにあります。 また、そのページにあるデモは、Overlay Visualizer を実行します。
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